中国系マレーシア人への贈り物についてのガイドライン
- 中国人の習慣では贈り物を受け取る前に3回断ります。この習慣を実行することによって受取り手が欲張りな印象を与えることを避けています。従って受取り手が固辞しても受取るように主張を続けるようにしてください。
- そして、最終的に受取った時には受取ったことに対してお礼を述べるようにしてください。
- また、あなたがギフトを受取る場合でも同様のプロセスを行うようにしてください。
- 中国系のマレーシア人に花を贈る際には、偶数の花を贈るようにしてください。奇数の花は”不幸”の兆しとして受取られてしまいます。
- 食べ物の贈り物は一般的に問題ありませんが、ディナーパーティーや食事が出されるイベントの際には控えるようにしてください。イベントの後日にキャンディーやフルーツバスケットを送ることは全く問題ありませんし、喜ばれます。
- 中国の旧正月においては、赤い封筒にお金を入れたお年玉を子供や仕事相手に贈るのが習慣となっています。これは”hong bao”とよばれます。
- この”Hong bao”(お年玉)は新札で偶数の枚数の偶数の金額を贈るように気をつけてください。
- 多くの経営者がその従業員に一か月分の給料に相当する"Hong bao"を与えます。これは政府によって決定された贈り物であり、あなたがマレーシアで雇用する立場の場合には必要になります。
- 赤かピンクの包装紙が無難な選択です。
避けるべき贈り物
- 白や黒、青をメインに包装された贈り物
- ナイフやはさみ等の刃物 - これは友情などの親密な関係を台無しにすると考えられています。
- 葬儀を連想される下記のもの
- 置(掛け)時計
- タオル
- ハンカチ
- わらじ