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マレーシアでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<贈り物についてのヒントや注意点>
マレー人への贈り物のガイドライン
- マレー人の家に招待された際には、気の効いたお土産を持参するようにしてください。贈り物を渡すのは帰り間際とし、ついてすぐには渡さないようにしてください。
- 贈り物として適切なものとしては、女性にはアルコールの入っていない香水やオーデコロン、子供にはおもちゃ、男性には襟の着いた質のよいコットンシャツなどです。
- 食べ物もまた喜ばれる贈り物です。ただし、肉を贈る場合には”ハラール”である必要があります。これはユダヤ教で言うところの”コーシャ”と同様で、イスラム教にて食肉用に処理された肉です。
- また、豚肉とアルコールは宗教上禁止されていますので、豚の皮製のものやアルコールを含む香水も避けるようにしてください。
- ギフトを渡す際には右手のみで渡すようにしてください。
- 葬儀を連想させますので、白の包装紙は避けるようにしてください。
- 緑か赤の包装紙が無難な選択です。
イスラム教徒に対して避けるべき贈り物
- アルコール
- 豚肉
- 下着などの個人的な贈り物
- おもちゃの犬や、犬の形をした贈り物
- (部分的でも)女性のヌードのあるもの。例え、芸術的な絵画や彫刻でも避けてください。
インド系マレーシア人への贈り物のガイドライン
- ヒンドゥー教徒は牛肉を口にしませんし、牛革や他の部分を使った製品を使うことは許されていませんので注意してください。そのため、革製品については貸せるようにしたほうが無難です。
- お金を送る際には奇数にするようにしてください。インド系マレーシア人の間では奇数の方が縁起がいいと信じられています。
- インド人の世襲の間では1、11、21、・・・などの奇数の数字が幸運の数字とみなされており、それらの数字のギフトは喜ばれます。ただし、3の倍数は縁起が悪いと考えられていますので避けるようにしてください。
- ハワイでレイを作るのに使われるフランジパニ (インドソケイ)はインド人の間では葬儀の花輪にのみ使われます。
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