|   |   マレーシアでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介<相手の名前の呼び方についてのヒントや注意点>
  
		
              マレーシアの人種ごとの名前の特徴を知らない外国人にとっては、マレーシア人を正しく呼ぶことは簡単ではありません。
              最初の紹介の際に役職と名前を確認し、出来れば正確に発音できているか確認するようにしてください。
              マレーシア人にどう呼んだらよいか尋ねる再には、相手にあなたのことをどう呼んで欲しいかも伝えるようにしてください。マレーシア人もどちらがあなたの姓で名前か判断がつかないと考えてください。また、呼び方のフォーマルさは相手に合わせるようにしてください。
              一般的にマレーシアの相手は役職+名前で呼ぶようにしてください。役職(教授、博士、技術士)のない人間はMr.やMrs.などをつけて呼ぶようにしてください。
              マレーシアは9つの王家からなる君主制の国となっており多くの王族が存在しますので、その誰かに出会うこともそれ程珍しいことでもありません。タイトルや呼び方は王家ごとに異なりますので、最善の方法としては現地の人間にどう呼んだらよいのか尋ねることです。
	            
		 
            マレー人の名前の特徴
             
              “Mr.”= Encik
		 “Mrs.” = Puan
		 “Miss” = Cik
              イスラム教徒の男性の名前はその人間の名前の後に”bin”+父親の名前となっています。Bin=son of=〜の息子の意味です。
              マレー人の女性の名前は彼女の名前と”binti”+父親の名前から成ります。Binta =daughter of=〜の娘の意味です。また、マレー女性の中には仕事上の都合で夫の名前を付けている場合もあります。
              また、bitiは英語で表記する際にbinteと書く場合もあります。
              西洋文化の影響を強く受けているマレー人の中には”bin”や”binti”を付けない人間もいます。
              メッカへの巡礼を終えた男性のイスラム教徒は”Haji(ハジ)”と呼ばれます。また、巡礼を終えた女性は”Hajjah”と呼ばれます。
              これらのタイトルは自動的に配偶者にも与えられるということはなく、巡礼を行うことで個人で達成しなければなりません。
              もし相手が巡礼を終えたかどうか定かでない場合には、まずは巡礼を達成したと仮定した方が喜ばれます。
 
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