|
マレーシアでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<接待についてのヒントや注意点>
- マレーシアでの接待は一種のテストであると考えたほうがよいかもしれません。マレーシア人のホストはあなたのことを慎重に観察し、あなたが彼らと個人的な信頼関係を築く気持ちがあると感じた場合のみビジネスをともにする決断をします。
- 訪問の初期の段階では、それ程多くの社交上のイベントに招待されることはないかもしれませんが、忍耐強く待つようにしマレーシア人の相手の方から招待してくるのを待つようにしてください。
- また、マレーシアのビジネス文化においてはあなたが社交上のイベントに招待されるまでは、適切にイベントを催すことは出来ないと考えられています。従ってやはり最初は招待されるのを待つようにしてください。
- 社交イベントへの招待は承諾するようにしてください。断らなければならない際には相手の”面子”を失わないようにしっかりとした理由を説明するようにしてください。
- マレーシアのビジネスマナーにおいては、いかなる招待においてその返事は書面で行うことになっています。中国人系のマレーシア人に返事出す時は赤かピンクの封筒が無難な選択です。白や青の封筒は避けるようにしてください。
- 一般的なルールとして、ディナーには配偶者も招待されることがありますがランチではありません。また、配偶者が同席している場面ではビジネスの話は控えるようにしてください。
- 席に着く際は、座る席を支持されるまで待つようにしてください。たいていの場合には最上位の公務員やホストが各人の座る席をアレンジします。
- あなたが接待を行う際には、マレーシアのビジネス文化では座る席は階級順になっていることを忘れないようにしてください。
- この席順ではホストは最も上位(年配)のゲストのすぐ左に座るようにしてください。
- この主賓の”上座”は入り口から一番遠い席となります。
- 女性がひとりで出張している際の食事には、ホテルのレストランが一番安全な選択です。
- サービス料が料金に含まれていますので、チップはたいていの場合必要ありません。
- レストランでは一般的に4%のサービス料を加えますが、すばらしいサービスであった場合にはそれ以上の金額を支払うことで感謝を表すことも出来ます。
- マレーシア文化ではホストか食事に誘った側が支払いをします。
- マレーシア人の家へ招待された場合は、稀有な名誉と受取ってください。その際には招待時間の30分ほど遅れて到着するようにしてください。また、家に行く際にはそのホステスのためにお土産を持っていくようにしてください。これにはチョコレートやフルーツの盛り合わせが適当です。
- 社交上のイベントには、ホストと親密な関係でない限り開始時間よりも先には到着しないように気をつけてください。あなたが接待を行う際にゲストが親密な友人の場合には、早くに到着することを見越して早めに準備をしておくようにしてください。
▼海外お役立ちサイト
|