韓国でのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
＜一般常識についてのヒントや注意点＞

一般常識

イベントやパーティーでは第3者に紹介されるまで、待つようにしてください。
階級や年齢の下の人間が先に挨拶し頭を下げます。そして握手には目上の人間が先に手を差し伸べます。軽い握手か、頭をうなずく程度に下げることがビジネスの場では適切な挨拶です。
二人の役職に大きな差がない場合には、軽く会釈をするかアイコンタクトをし軽く握手するのが一般的なビジネスでの挨拶です。握手をする際には右手で行い、時には左手を右手の肘の先に軽く添えます。
韓国のビジネスマナーでは女性も握手をします。韓国男性の方が役職が上の場合は、韓国男性から握手を求めますが、そうでない場合には女性の方から握手を求めるようにしてください。
年配者には特別に敬意を示す必要がありますので、まずは年配者に挨拶をし軽く会話を交わすようにすることがマナーです。年配者の健康（元気さ）についてお世辞を述べると喜ばれます。
年配者や上司に対して敬意を示すために料理や書類を渡す際には両手で行うようにしてください。
ミーティングの最初と最後にお辞儀をするようにしてください。
熟練した海外のビジネスパーソンにとって、誠実さや真剣さをアピールするためにアイコンタクトは重要ですが、韓国のビジネス文化においては権力者との直接のアイコンタクトを避ける傾向があります。また、男性は女性とのアイコンタクトを避ける傾向もあります。
同僚や友人以外の背中や腕に触るジェスチャーは避けるようにしてください。このような肉体的な接触は、相手が上司や年配、異性、家族や友人意外の人間には控えるようにしてください。例外として、同性同士では手を繋ぐことがあります。
しゃべったり笑う際にはできるだけ声を抑えるようにしてください。
批判はどんなものでもプライベートで行うようにしてください。
韓国人は他の民族同様に面白いことに関しては声をあげて笑います。しかし、笑っている場合がすべて楽しんでいたり合意している場合ではありません。日本同様に動揺や不信感を隠すために笑うことがあります。
足は汚いものとしてみなされていますので、足で他人や物に触れることは避けてください。男性は靴のかかとが下を向いているようにしてください。座っている際に、目上の人間がいる場合には足を組むのも控えるようにしてください。
人前で鼻をかむことは品のないことだとみなされます。辛い韓国料理のために鼻水が出たら、席を離れるか、横を向いて静かに鼻をかんでください。
目下や後輩の人間を呼ぶ際には、日本のように手のひらを下にして指すべてを動かして呼ぶことが出来ます。手のひらを上に向けて人差し指をあなたの方に動かして呼ぶ仕草はとても失礼な行動とみなされます。
あくびをする時や爪楊枝を使う際には口を手で隠してください。
公共の場で韓国の国家が流れている際には立ち上がり、敬意を払ってください。
公共の場で医療マスクをしている人を見かけますが、彼らは日本同様に風邪をひいている人でウイルスが他人にうつらないようにしています。

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