片づけができません。
子供に遊んだおもちゃはおもちゃ箱に、脱いだ服は洗濯籠に入れるように教えているのですが、なかなかできるようになりません。
できないからといって怒るのはどうかと思うのですが、どのように教育したらよいのでしょうか?
早速調べてみました。
片付けるように言っているのにできないと、ついつい大人が手を出して片付けてしまうことがあるかもしれません。でも、そうすることで、子供は怒られながら片づけをしなくても、最後には大人が片付けてくれるものだと覚えてしまう可能性があります。
しつけの中でも片付けはなかなか習慣として身につきにくいものです。母親を対象にした子育ての調査の結果でも、「遊んだ後の片付け」は幼児から小・中学生になっても懸念点の上位に上げられている項目です。
子供は次に楽しいことが控えていると、気持ちが先走りがちですし、疲れていたり眠かったりする場合にも片づけまで気が回りにくくなってしまいます。子供の一日の生活リズムを理解することにより、時間的に余裕を持った上で、最初はまず一緒に片づけをするようにしてください。片づけができたときには、「きれいになって気持ちいいね」と素直な気持ちを伝えるようにしてください。
また、おもちゃ箱や収納しやすい棚など、子供が片付けやすい環境を整えてあげることも重要で、これは親の責任です。
子供が自分で片づけができるようになるまでには、子供のペースで片づけを促すことと、それを待つ大人の忍耐が必要になります。