なぜ赤ちゃんには果汁を与えるのでしょうか?
習慣的に赤ちゃんに果汁を与えるようですが、なぜ与えるのか?また、どのような果汁を与えるべきなのか調べてみました。
まず、果汁を与えた理由ですが、昔は人口栄養児には牛乳を与えていましたが、牛乳にはビタミンCが含まれていないため、それを補充するために果汁を与えていたようです。
現在の育児用ミルクには赤ちゃんが必要とするビタミンCが十分に含まれているため、その意味では果汁を与える必要はないといえます。
強いて果汁の必要性をあげるとすれば、ミルク以外の味にも慣れさせたり、スプーンに慣れさせることにより離乳食への移行をスムーズにする助けになると考えられます。
しかし、赤ちゃんがもし果汁を嫌うようでしたら、果汁を与えなくても問題ありません。
果汁を与えるならば、生後2〜3ヶ月後ぐらいから始めるようにします。
与えるフルーツは何でも良いのですが、酸味が強いものは赤ちゃんが嫌いますので、グレープフルーツやレモンなどは避けるようにしたほうが無難です。しかし、甘酸っぱい味は好きですので砂糖を混ぜると喜んで飲みます。
ミカンやリンゴの果汁が一般的ですが、上記の通り喜んで飲むようでしたら、特に何のフルーツでもかまいませんが、最初は2〜3倍に薄めて与えるようにします。
与える量は、最初はスプーン1〜2さじ程度を与え、喜んで飲むようでしたら10さじぐらいまで増やし、最終的には哺乳瓶で30ml程度まで与えてかまいません。