数字を抜かしてしまいますが知能が低いの?
このごろ、数を数えられるようになって来ましたが、「1、2、3、5、」と、どうも数を抜かして数えてしまいます。何度やっても数を抜かしてしまいますが、う〜ん、頭が悪いのかしら?
早速調べてみました。
まず、数字を数えるといっても「1、2、3、、、」と数を唱えるのと、物と1対1で対応させながら「1、2、3、4」と数えることは同じことではないようです。数を唱えられても、物と1対1で対応させながら数えるとなると同じものを2回数えてしまったり、最後まで数えることができても「何個ありますか?」との問いに答えられないことがあります。
これは、完全な数の理解には、数を唱えることに加えて@「物と対応して数えられる能力」、A「数の概念」が必要になるからです。
目安としては、3歳ごろで「4つの物」を対応して数えることができ、「3つの概念」が形成されるといわれており、4歳ごろになると「10ヶぐらいの物」を対応して数え、「5つの概念」が形成されるようです。
ただしこれにも当然個人差がありますので、あくまでも目安として考え、遅れているからといって焦って子供を叱ったりしないことが大切です。