母乳のほうが良いってホント?
子供を育てるには母乳が良いといわれますが、本当でしょうか?早速調べてみました。
やはり、母乳のメリットとしては色々とあるようです!主なものを次にまとめてみました。
まず、母乳は赤ちゃんの消化器に負担をかけることなく、ほぼ100%エネルギーになるとても効率のよい栄養ということです。赤ちゃんはその成長のスピードがとても速いために、体重1kgあたりに必要となるエネルギーは大人と比べて数倍必要になります。
また、赤ちゃんの消化器は非常に未熟ですので、これに負担をかけることなく高エネルギーを採取できる赤ちゃんにとっての理想的な食事という事ができます。
次に、母乳(特に初乳)には様々な抗体が含まれているので、赤ちゃんのウイルスへの感染を防ぐことができます。
また、人工栄養の赤ちゃんに比べると統計的に死亡率や罹病率が低い傾向があります。特に重度の下痢症や風邪の頻度が低い傾向が見られます。
母乳は人間のたんぱく質でできていますから、アレルギーの原因になりにくいこともそのメリットとしてあげることができます。ミルク(調製粉乳)は動物から取れた異種のたんぱく質ですので、消化が十分でないままに腸管から吸収されるとアレルギーの原因になる可能性があります。
最後に、母乳を吸わせることで母性本能が刺激されたり、赤ちゃんと肌を接して授乳することにより、母と子の気持ちが安定するなど心理的によい影響も与えてくれます。
母乳で育てたい場合に大切なのは、妊娠中からしっかりと栄養を取ったり、乳首のお手入れをするなど準備しておくことのようです。