どういう躾をしたらよいのでしょうか?
この時期になるとお友達にとても関心があって、なんとか関わりを持ちたいと思う時期になってきます。
どのように友達に関ればよいかということは簡単なようで、特にこの時期の子供にとっては難しいところがあります。
大人であれば大人の方から誘って、子供の警戒心を解きながら遊んだりお話をしたりすることができるようになりますし、一度一緒に遊べるようになると、次からはすぐに遊ぶようになりますが、子供同士では仲良くなる方法がよく分からないため大人がお友達遊びのきっかけを作ってあげることが必要になります。
また、この頃(2〜3歳)の赤ちゃんが話せる言葉は一般的に2語文くらいであるため、気持ちを言葉で伝えることは非常に困難です。
そのため、つい体で表現をしてしまいがちになり、お友達のおもちゃを貸して欲しいのに言葉で伝えられないため、いきなり奪ってしまうなどの行動を起こしてしまうことになります。
この場合には「貸してね」という言い方を教えてあげるように、その時、その時の子供の気持ちを汲み取って言葉にしてあげるということを心がけるようにしてください。
自分の子供が乱暴ですと、相手の子供やお母さんに申し訳なくて遊ばせられないと感じてしまいがちですが、子供同士で遊ぶとことによりとても大事な社会性を育てますので、親が乱暴なところを抑えたり、仲良く遊ぶ方法を教えるなどよく見るようにし、なるべくお友達遊びをする機会を設けてあげるようにしてください。