抱き癖とは?
母に、昔は赤ちゃんは抱き癖がつくと自立が遅れたり甘えん坊になるといわれており、余り抱っこしすぎないほうが良いとされていたけれども、最近は抱き癖がついたとしてもそれは赤ちゃんの心にとって悪いことではないからいっぱい抱っこしてあげていいと考えられていると聞きました。
4ヶ月頃から抱いていて下におろすと泣くようになってしまいましたので、これが抱き癖かと思っていたらどうやら違うようです。
この時期から赤ちゃんは抱っこされることを強く求めるようになるのが普通で、それに答えてお母さん(お父さん)が抱っこしてあげるのは、赤ちゃんとの心のつながりを作る上でとても大切なことです。
ですから抱き癖が付くぐらいの方がかえってよいほどであり、抱かないでいて、赤ちゃんが抱っこを求めない状況の方が心配なぐらいのようです。
抱っこはしてあげていいのですが、抱き癖を防ぐには、抱っこする際に同時におもちゃを赤ちゃんの手に持たせて一緒に遊ぶようにするとよいみたいです。
こうすることにより赤ちゃんは抱っこされていながらおもちゃで遊ぶ体験をすることになるので、いずれはお母さんがいなくても独りでおもちゃを使って遊べることにつながります。
抱き癖が強いといわれるのは10ヶ月過ぎくらいからですが、そういう赤ちゃんは抱っこされてお母さんとは遊べるのですが、おもちゃでは遊べない傾向が強いようです。