大きな音を怖がりすぎるようだと異常なのでしょうか?
雷や花火などの大きな音を苦手な子供は多く、びっくりしてどうしてよいか分からずパニックになり、泣きわめいて暴れるということがしばしばあります。
こういった音は突然鳴ることが多く普段から慣れていないため、余計にそうなる傾向があります。
これは音だけでなく、子供によっては見るもの、触れるもの、匂いなど様々な感覚に敏感なことがあります。
運動感覚でもエレベーターの昇降や遊園地のコーヒーカップ、ブランコなどの動きに対して過敏に反応したり、お風呂の時の洗髪や洗顔で水に濡れるのを嫌がるといった子供もいるようです。
これらの場面を生活から全く排除するのは不可能ですが、反対に慣れさせるために過剰にこういう機会を多く作り刺激にさらすということは控えるようにしてください。
解決方法としては普段の生活から繰り返しこれらの(似たような)場面に慣れさせることで、これらのことが心配ないと覚えさせるのがよいようです。
例えば花火でしたら、まずは家庭用花火で慣れさせるようにして、大丈夫なんだと覚えさせ、楽しむということを少しずつ覚えていくことで、恐怖心よりも好奇心の方が勝っていくことになります。