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子育ての階段は妊活〜妊娠〜出産〜子育てに対する様々な質問にお答えします。




鼻血の止め方baby

正しい止め方は?

   
 先日、子供が結構な勢いで鼻血を出しました。ティッシュを鼻につめてしばらく様子を見ていたら止まったのでそのままにしています。

 病院に連れて行くべきでしょうか?また、正しい止血の仕方はあるのでしょうか?

 早速調べてみました。



 鼻の入り口に近いキーセルバッハ部位といわれるところは、粘膜が薄く血管の保護が少ない上に外傷などを受けやすいので、鼻血を出しやすい場所です。特に子供は自分の手で鼻をいじったり、寝ているときに鼻くそが乾燥してその部位を傷つけたり、風邪をひいて粘膜が弱くなっている時に鼻血を出しやすくなります。
 すぐに止まれば心配ありませんが、なかなか止まらない場合は耳鼻科へ、他にも出血症状が見られれば小児科を受信してください。

 鼻血が出たときには安静にして鼻への刺激を避け、局所を冷やすようにします。年齢の大きい子供の場合は、ガーゼやティッシュを鼻に入れたり、鼻を圧迫して止血したり、鼻をいじらないように言い聞かせ安静にすることもできます。
 しかし、2歳の子供だと鼻に入れたものは返って興奮して安静を保ちにくくなる可能性があります。鼻血を出しても周囲の人たちが慌てず、鼻から出ている血を濡れたタオルなどで簡単に取れる範囲でふき取り、涼しいところで静かに遊ばせるとよいようです。
 横になった姿勢にすると鼻血は一旦止まることが多いのですが、鼻の中でかたまった血が粘膜を傷つけて、又、鼻血が出やすくなることもあります。無理に寝かさないで鼻から血を外に出させて、自然な止血作用が働いて鼻血が止まるのを待つほうがよいようです。
 鼻血は一見多量に見えても、数分以内に止まれば心配するほどの量は出ていないのだそうです。ただし、暑いところにいると抹消血管が拡張して出血量が増えますので、鼻のあたりを冷やす意味で涼しいところに行って抹消血管を収縮させるようにしてください。

 幼児は鼻を自分の手でいじって鼻の粘膜を傷つけ、そこから鼻血を出すことが少なくありません。他に何もすることがなくて、つまらない時に鼻をいじりやすいものです。そのような時には、外に連れ出すなどして一緒に遊んだり、ほかのことで気がまぎれるように配慮するようにしてください。

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