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子育ての階段は妊活〜妊娠〜出産〜子育てに対する様々な質問にお答えします。




熱性けいれんの対処法baby

どう対処したらよいの?

   
 私が子供の時に高熱とともにひきつけを起こし、母はパニックになったようです。私の子供にも遺伝しているかもしれません。

 対処法について調べておこうと思います。



 これぐらいの年齢(2歳半)で高熱とともに全身のひきつけを起こすのは、まず熱性の痙攣と考えて間違えないようです。
 熱性痙攣は子供の20人に1人がかかるありふれた病気で、学童期になると自然と治ってしまうのも特徴です。熱性痙攣を起こす子供の2/3は一生に一度しか痙攣を起こしませんが、残りの1/3は2回以上痙攣を起こします。中には熱が出るたびに痙攣を起こすなどという子供もいるようですが、幸いなことに熱性痙攣で後遺症が残るという心配はありません。

 けいれんは抑えたほうがよいというのが現在の考え方ですが、かといって癲癇の治療のように毎日痙攣を抑える薬を飲み続ける必要はありません。1回きりの熱性痙攣でしたら普通は何もしませんが、2回以上起こしたら、熱が出た時に痙攣を止める座薬を処方してもらい、熱に気付いたらただちに座薬を入れます。8時間後にもまだ発熱が続いているようでしたら、2個目の座薬を使い、更に8時間後にも同様に使います。それ以上熱が続いても3個までとします。子供の発熱に気づかない場合もありますが、この方法で熱性痙攣の再発をかなり防ぐことができます。

 ひきつけが起こってしまったら、子供を横向きに寝かせ、万が一嘔吐したときに吐物を喉に詰まらせないようにします。
 舌かむことはほとんどありませんので口の中に割り箸を押し込むのはやめるようにしてください。口の中を傷つけたり、返って嘔吐を誘発するので危険です。

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