紫外線の影響ってどんなこと?
日光浴をさせるとなると、昨今騒がれている紫外線と皮膚がんの問題など、何かと赤ちゃんの体への影響が気になります。
どのような影響が考えられるのか、早速調べてみました。
紫外線が私たち人間の体にどの程度の害を及ぼすかというと、明確に断言できるデータがないというのが実際のところのようです。
ただし、少なくとも現状の医学の共通認識としては、日常生活の中で赤ちゃんが紫外線を浴びたからといって何か障害が残ることはないとされています。
そもそも日光浴は積極的に行うような類のものではなく、わざわざ光を浴びるために積極的に外に出る必要はないのだそうです。かといって、外に一歩も出てはいけないほどに私たちは紫外線の危険にさらされているのかというと、そんなことはないようです。
日本人の場合は白人と違って皮膚がんの発生率は極めて低くなっています。皮膚科関係の学会や欧米の医学会では紫外線の危険性が言われることもありますが、日本の現状では普通に生活するうえであれば、紫外線を浴びたために皮膚がんになるということを心配する必要はないのだそうです。
もし、紫外線が日本人にとって深刻な問題であるならば、大人になってから皮膚がんになる人が大勢出てくるはずですが、そういったことは実際には起きていませんので、紫外線についてはそれ程神経質になる必要はないと考えられます。紫外線を心配しすぎるのは一種の誤った認識と考える識者も多いようです。
また、かつて、紫外線が皮膚を通して体内にビタミンDを作り出すので、日光浴は体によいといわれていましたが、現在ではビタミンDはミルクや母乳で十分まかなうことができます。
日光浴は積極的にあえてする必要もないようですが、かといって、過剰に避ける必要もないようです。