シュウ酸が入っている?
ほうれん草にはシュウ酸が含まれるので、赤ちゃんの食事には好ましくないと聞きましたが、離乳食やベビーフードの本にはほうれん草を使った料理が多く紹介されています。これは一体どうなっているのでしょうか?
早速調べてみました。
確かにほうれん草にはシュウ酸が含まれており、これは人間の消化管の中にあるカルシウムと結合して、カルシウムの吸収を阻害することが確かめられています。
また、毎日のようにほうれん草を500g〜1kg食べると、腎臓結成の原因にもなるといわれています。
しかし実際には大人でもそんなにたくさんの量は食べることはできませんし、赤ちゃんの料理には更に少ない量しか使いませんので、問題はありません。
さらに、このシュウ酸は水に溶ける性質を持っていますので、茹でるとお湯の中に溶け出します。たっぷりのお湯でゆで、冷たい水にさらして使えばシュウ酸については心配をする必要はなく、安心して赤ちゃんに与えて問題ありません。