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<ビジネス・マナー>
暑中見舞い(残暑見舞い)のマナー
日本人は年賀状は必ず出さなければならないと考えている人が多いようですが、暑中見舞いや残暑見舞いについてはそれほど関心がない人も多いようです。
それだけに、気の利いた暑中見舞いや残暑見舞いを送ると、先方により強力によい印象を与えることができる可能性があります。
暑中見舞いや残暑見舞いには特に決まった形式はありません。
ただし、暑いさなかに相手の健康状態を気遣うのがこの挨拶の趣旨のため、長々と文章を書くのではなく、さらりと涼しげにすませるのがマナーです。
暑中見舞いや残暑見舞いの決まり文句は「暑中お見舞い申し上げます」や「残暑お見舞い申し上げます」などになります。
頭語は必要なく、すぐにこの決まり文句を書いてもマナー違反にはなりません。
この決まり文句の後に相手の体調を気遣う言葉か、自分の近況を書くようにします。
文章の形式は比較的自由ですが、届ける時期には注意が必要です。
暑中見舞いであれば大暑(7月23日)前後に送ります。
立秋の8月8日を過ぎたら、どんなに暑くても残暑見舞いを出すようにします。また、残暑見舞いは9月までに出すのが一般的です。
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