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日本でのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<会話についてのヒントや注意点>
- 学歴や年齢、家族構成などの極めて個人的な質問をされることがしばしばありますが、これに対して答えたくない場合には丁寧に話をそらすようにしてください。
- 日本にビジネス文化では、理解していなくても理解している振りをすることが多々あることに気付くかもしれません。これは日本のビジネス文化では、”面子を保つ”ことが重要であり、対等の関係を築くために必要であると考えられているからです。
- 面談の開始当初の数分間はビジネスの話をしないようにした方が無難です。そして、日本人の面談相手が「実は…」などと切り出してくるのを待つようにしてください。
- 日本のビジネス文化では頻繁に「すみません」(I’m sorry, Excuse me)ということが丁寧であると考えられています。そのため、時間に数分遅れた際、風邪をひいた場合、つまらない映画に招待した時、接待が十分でないこと(たとえ完璧なせったいだとしても)、前回の面談の際の至らなさ(問題なかった場合でも)などのありとあらゆる事について謝罪します。
- 日本人に否定形での質問をする際には注意が必要です。例えば、”Isn’t the document available?”に対して、書類が手に入らなければNO (No, the document is not available.)と答えるべきですが、日本人の多くはYesと回答してきます。これは日本語では”Yes, the document is not available”と答えるためです。
- 質問に対しての回答が”Maybe” (恐らく)、”Probably” (たぶん)、”I’m thinking about it” (検討中です)などの場合は”Yes”と考えてたいていの場合は問題ありません。
- 反対に、”I’ll consider it” (検討します)は多くの場合は”No”の遠まわしな表現です。
- 直接的な拒否や非難は控えるようにしてください。日本のビジネス文化では間接的に表現する傾向にあります。
- 会話の間に出来るだけ日本語の単語や文章を混ぜて、会話するようにしてください。相手にあなたに対しての親近感を起こさせることが出来ます。
- 確約や正式な解答を引き出すためには、同じ質問を数回、その方法を変えて行うはめになることがしばしばあります。
- グループでの会話の際のあなたの回答や質問は、まず最も年配か役職の高い人間に向けて行い、その後、担当の人間に続けるようにしてください。
喜ばれる会話
- 家族についての質問 (会話の始めの話題に適しています。)
- 接待や歓迎についてのお礼と賞賛
- 日本の歴史
- 日本人スポーツ選手の活躍
- 日本経済についての賞賛
- スポーツ (ゴルフなど)
避けるべき話題
- 第2次世界大戦
- ジョーク (分かりやすいものでビジネスの場でなければ問題ありません。)
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