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食事からビジネス、冠婚葬祭など日本のマナーや常識、文化を紹介
<ビジネス・マナー>
おじぎのマナー
ビジネスの場に置いて、円滑な人間関係やコミュニケーションの構築に欠かせない挨拶ですが、その第一歩はまずおじぎです。
お辞儀は座礼と立礼の2つに大別することができます。座礼は座ってするお辞儀、立礼は立ったままするお辞儀です。
立礼は「会釈」、「敬礼(普通礼)」、最敬礼の3種類があります。
すべてに共通しているマナーは背筋をぴんと伸ばして腰を折り曲げることと、相手が目上や上司の場合には、先に頭を上げないようにすることです。
会釈は同僚や車内ですれ違った上司や来客に対してする軽いおじぎです。
上体を15度ほど傾け、目線を1.5メートルほど先に落としてあいさつするのがマナーです。首だけを曲げてあいさつする人がいますが、これはマナー違反です。
敬礼はすれ違うだけでなく会って話をする際などにするあいさつで、30度ぐらいに状態を傾け、視線は50cmほど先に落とします。
最敬礼は最も丁寧なおじぎで、最も敬意を表す相手に対してや謝罪の気持ちを伝える際に使います。自分の足元が見えるように状態を45〜60度ほど傾けて行います。
座礼は畳の上で行う正式なあいさつで、座布団の右側に座り、ひざの前に指をついて状態を30度ほど傾けます。この際、男性は左右の手をこぶし分開け、女性は左右の人差し指をくっつけるのがマナーです。
座布団の上でのあいさつはマナー違反です。
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