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<ビジネス・マナー>
会話中の姿勢のマナー
ビジネスの場で相手が話している際に、腕組みをするのはマナー違反です。たとえ相手が部下や目下の人間であっても、腕組みをしたまま話を聞くのは控えるようにしてください。
たとえば、営業はお客さんの話を聞く際に腕組みをするように人間はいないと思いますが、たとえあなたがお客の立場であっても腕組みをして話を聞くのは控えます。
心理学では腕組みをするというのは@相手に対して拒絶の意思、A相手に対して尊大な態度、B不安を抱いているのどれかであると考えられています。
いずれにしても、相手に対してよい印象を与えるものではありませんので、上記の意図をノンバーバル・コミュニケーションのテクニックとして使う以外には、腕組みを控えるようにするのが、ただしいビジネスマナーです。
@の拒絶の医師というのは、相手の提案に対して賛成でないとか、相手の要求に対して警戒をしている状態を示し、相手を話しにくくさせてしまいますので、控えるのがマナーです。
これを逆手にとって、相手が値上げなどの言いにくい話を持ってくる際には、この態度をとることにより、相手の要求を抑えることができる効果もあります。
Aの尊大な態度というのは、相手を下に見て対応しているために自然と行動に出てしまうものです。この場合には、相手に対して不快な思いをさせることになりますので、控えるようにするのがマナーです。
Bの不安な気持ちの表れというのは、人間は不安に駆られると誰かにすがろうとする心理学上の傾向があります。これはまさにこの表れで、他人にすがれないため、自分自身の腕につかまるのです。
相手には不安だと見抜かれないかもしれませんが、あなたが尊大な態度であると不快感を与えますので、いくら不安であるとしても上司や目上の人間の話を聞く際には腕組みは厳禁です。
また、話をする際に手を広げて、掌を見せて話す癖のある人は社交性に富んだ明るい人間である傾向があると行動心理学で認められています。
このタイプの人間は、気まぐれな面も強く、気に入らないことがあると態度を変えて冷淡になることもしばしばですので注意するようにしましょう。
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