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食事からビジネス、冠婚葬祭など日本のマナーや常識、文化を紹介
<弔事・葬儀のマナー>
告別式参列のマナー
告別式とは葬儀の後に行われる催しで、広い範囲の人たちが故人に別れを告げるための儀式です。
よく葬儀と告別式を同じものと考えている方がいますが、この二つは全く別物になりますので注意しましょう。
告別式とは上記のように故人への別れを告げる儀式であるのに対して、葬儀とは故人を葬る儀式で、通夜と同様に個人の遺族や縁者、友人など故人とごく親しい人たちだけで行わるものです。
そのため、仕事上での付き合いだけの故人の葬儀に出席するのは誤りで、告別式だけに出席するのが正式なマナーです。
ただ、最近は葬儀の後に続けて告別式が行われることが多くありますので、この場合には葬儀から出席してもマナー違反にはなりません。
告別式に参列する場合には、開始の15〜30分ぐらい前までには会場に到着し、受付を済ませておくようにします。
通夜や葬儀に出席していない場合には、「このたびはご愁傷様です」とお悔やみを伝えた後に香典を渡します。
告別式での拝礼は喪主から始まり、遺族、親戚と続き、その後に一般の会葬者の順番となる。
会葬が終わってもさっさと帰ってしまうのはマナー違反。告別式に出たら、出棺まで見送るのがマナーです。
告別式の後、遺族と故人との最後の対面が終わると、遺族代表の挨拶があり出棺となります。この時に合掌をして車列を見送り、霊柩車が見えなくなったら静かに帰ります。
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