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食事からビジネス、冠婚葬祭など日本のマナーや常識、文化を紹介
<弔事・葬儀のマナー>
通夜ぶるまいの仕方
通夜ぶるまいとは、通夜の弔問客に食事や酒を出して接待することをいいます。
昔は忌開けまではなまぐさものの肉や魚は避けるのがしきたりでしたが、現在はあまりこだわる必要があく、つまみやすい寿司などを出すのが一般的になっています。
通夜ぶるまいに欠かせないのがお酒で、これはお清めの意味もあります。
通夜ぶるまいのお酒はビールや日本酒などが一般的ですが、料理の種類に合わせたものにするとよいでしょう。
現在では、場所の確保が難しいため、通夜ぶるまいの代わりに弔問客にしなものを持ち帰ってもらうこともあります。これは特にマナー違反ということではありません。
お坊さんが通夜ぶるまいを遠慮された場合には、お布施料とは別に1万円ほど「御前料」として渡すようにするのがスマートなマナーです。
神式の葬儀の場合は、通夜ぶるまいのことを「直会(なおらい)の儀」と呼びます。
キリスト教式での通夜の場合は、料理はお茶菓子程度でよく、お酒は出さないのがマナーですので気を付けてください。
ちなみに知人や友人に裏方などの手伝いをしてもらった時には、通夜ぶるまいとは別に食事と酒を用意し、告別式が終わった後でお礼を渡すようにするのがマナーです。
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