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食事からビジネス、冠婚葬祭など日本のマナーや常識、文化を紹介
<結婚式のマナー>
受付け係のマナー
結婚式や披露宴の受付係を新郎新婦から依頼されることがありますが、この場合には気持ちよく引き受けるのがマナーです。
会場には1時間〜1.5時間前にはつくようにし、担当者よりの指示を聞くようにします。
受付の際に招待客から聞かれてもよいように、トイレやクラーク、控室の場所は確認しておくようにします。
ご祝儀を入れる広蓋、招待客名簿、芳名帳、筆記用具、席次表などが揃っていることを確認し、受付の際の係を決めるようにします。
特に忘れてはいけないのが、いただいたご祝儀を誰が管理するかということです。由緒あるような結婚式場や一流ホテルにもご祝儀泥棒は出没していますので注意してください。
最後に、自分自身の身なりをチェックして、笑顔で対応をするようにします。
招待客が会場に来て最初に探すのが受付です。受付は結婚式の顔でもありますので、主役の新郎新婦に恥をかかせない服装で受付係を行うようにしてください。
受付は基本的には立って待っているのがマナーです。
招待客が来たら、「本日はお忙しい中、ご出席いただきありがとうございます。」と丁寧にお礼を言います。
友人や仲の良い同僚が来ると、照れてお礼を言わなかったり、雑談を始めたりする人を見かけますが、これはマナー違反です。控えるようにしましょう。
その後、芳名帳に住所と名前を記入していただくよう、「恐れ入りますが、こちらにお名前をお願いいたします。」などと言って芳名帳を差し出します。
この際、字が汚いなどの理由で代筆を頼まれることがあります。この場合には速やかに了解し、名刺などをいただき代わりに記入をするようにします。
自分で署名をしないのはマナー違反なのですが、だからと言ってここでこだわって無理やり本人に署名させる必要もないので、速やかに了承するようにしましょう。
ご祝儀を受取る際には両手で受け取るようにします。たまに中身を入れ忘れる人がいるが、結婚式ではその場では中身を検めるのはマナー違反になりますので、あとで確かめるようにします。(葬儀の場合にはその場で確認させていただくのが正式なマナーになります。)
ご祝儀を受け取ったら名前を確認し、広蓋に入れるようにします。
結婚式や披露宴まで時間があるようなら、控室の場所を口頭で案内するようにします。
ご祝儀を管理する担当者が、トイレなどで外す場合には必ず別の人間に管理を依頼するようにしましょう。ご祝儀からは少しも目を離さないように心がけます。
ご祝儀をなくしたり、泥棒にあったりするとトラブルの元になるだけでなく、せっかくのおめでたい結婚式が台無しになってしまいます。
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