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<結婚式のマナー>
披露宴のスピーチの頼み方
披露宴につきものなのがお祝いのスピーチです。スピーチが上手な人にお祝いのスピーチをしてもらうと披露宴が盛り上がったり、披露宴の格が上がるというもの。
日本の古い風習では結婚する2人があったことのない地元の名士や、両親の知り合いの社会的地位のある人がする場合がありますが、これはなかなかつまらないものです。
現在の結婚式のマナーでは無理にこういった人にスピーチを頼まなくてもマナー違反にはなりません。ただし、こういった人にスピーチを頂けると披露宴の格が上がることは事実ですので、頼む場合には礼を逸しないようにしましょう。
スピーチをお願いする際に、招待状に一筆添えてお願いする人がいますがこれはマナー違反。
結婚する二人が直接出向いてお願いするか、別の手紙をしたためてお願いするようにするのが正しいマナーです。
主賓の方にお願いする場合には、必ず新郎新婦が出向いてお願いするようにしましょう。
普段から親しくしている友人や同僚に頼む場合には、口頭でお願いしたとしてもマナー違反にはなりません。
スピーチの人選にも気を配るようにしましょう。たとえば大学時代の友人3人に別々にお願いするのはやめた方がよい。同じような話が披露されることになり、場が白けるだけでなく本人たちにも気まずい思いをさせてしまうことになります。
たとえば、学生時代の友人から一人、会社から一人、親類から一人などと別々のグループから選ぶようにしましょう。
スピーチをする方もどれほどの長さのスピーチをして良いのか迷うものですので、あらかじめ披露宴での予定時間を伝えておくようにすると予定通りに進むものです。
あらかじめ時間を伝えておかないと、長いスピーチになってしまうことが多くなってしまいます。これは、頼まれた方も失礼がないように一生懸命長いスピーチを考える傾向があるためです。
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