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イタリアでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<接待についてのヒントや注意点>

接待 3
  • 喫茶店(バーと呼ばれます)はどこでも見つけることが出来ます。
  • 喫茶店は朝食、コーヒー、簡単なランチ、ディナーの食前酒、更にはアイスクリームのため等に利用されます。
  • 喫茶店は社交の場としても利用されており、ほとんどの時間開いています。また、これらの場では席が店内と店外に準備され、隣同士に並んでいます。
  • 喫茶店に入った際には自分で好きな席に着いて問題ありません。
  • チェック(勘定)を頼む際には支払う準備もしてください。イタリアのカフェではウェイターはあなたが支払うまでテーブルで待っています。
  • ディナーのスタート時間は一般的に遅い傾向があります。北部では20:00〜21:00に始まり、ローマでは21:00、ナポリでは22:00ぐらいから始まります。
  • 大都市部では、ランチの代わりとして一日で最もしっかりとした食事としてのディナーは、深夜を過ぎても続くことがしばしばあります。
  • 観光客相手のレストラン以外は、たいてい20:30〜21:00より前に店を閉めます。
  • 一日のメインの食事がランチであった場合には、家族でのディナーは簡単な食事になります。この場合の食事は簡単なパスタにスープとサラダ、それにフルーツ程度です。


  • 個人の家へのディナーパーティーへの招待は滅多にない栄誉ですので、信頼関係の構築の場のチャンスとして受取り、招待を受け入れるようにしてください。
  • ディナーパーティーは深夜まで続き、時にはもっと遅い時間まで続くこともあります。
  • イタリア人の家のパーティーに招待された際には、その家の様々な部屋に勝手に出入りしないようにしてください。
  • ディナーパーティーやランチではCinzanoやVermouth、Campariなどが食前酒として出されます。
  • 食後酒としては葡萄の皮や枝から作ったブランデーのGrappa(グラッパ)や、アニスの香りのするSambuca(サンブーカ)などがあります。
  • 食事の際には一般的にイタリアの各地方のワインが、その料理に合うように注意深く選ばれます。
  • イタリアでの食事の際のワインは香りを楽しむために出されるもので、酔うために出されるわけではありませんので注意が必要です。
  • 白ワイン(Bianco)は食前酒や魚料理とともに、赤ワインは食前酒や肉料理とともに出されます。またロゼなどのもっと甘いワインはデザートとともに出されます。
  • 一般的な乾杯は”Salute”(サルー)=to your health (健康を祈って)で、もっとカジュアルには”Cin-cin”(チンチン)があります。


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