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アイルランドでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<アポイントメントについてのヒントや注意点>
- 比較的簡単に企業のどのレベルの人間とでも、アポイントを取り付けることが出来ます。多くの役員レベルの人間でも、進んでビジネスについての打合せの場を持ちたがることに気付くかもしれません。
- しかし、重役レベルになると秘書などの多くの障害が立ちはだかります。
- 面談のアポイントは少なくとも2週間前にはスケジュール調整をするようにし、必要であれば秘書と仲良くしておけば、目的のトップの人間との面談も叶う可能性が大きくアップします。
- 一般的な就業時間は月〜金曜日の9:00〜17:30であり、一時間程度の昼食の時間が取られます。ランチ時間の13:00〜14:00にオフィスを完全にクローズし、電話にも出ない企業が珍しくありませんので、ランチ時間のコンタクトは避けるようにしてください。
- 仕事でアイルランドを訪問する場合には、9〜5月にすることをおすすめします。これは観光シーズンの6〜8月には非常に混雑するためです。
- また、クリスマスやイースターの時期に訪問をスケジュールするのも避けるようにしてください。この時期には多くの人間がバケーションでオフィスを離れているからです。アイルランドでは家族が最優先であり、これらは家族にとって重要な時期となります。
- あなた自身は時間に対してきっちりするようにするべきですが、アイルランド人は比較的時間に対してはルーズであることを覚悟しておいてください。
- もしあなたが遅刻したりすると、気の効かない信用できない人物との印象を相手に与えることとなります。(これはあなたが外国人であれば尚更です。)
- 一方、アイルランド人の相手の到着を待たされた場合には忍耐強く、人当たりよく接するようにしてください。
- また、アイルランド人は外国人に対してすぐに全面的に信用することはなく、しばらくの期間が必要となりますので、大げさな慣れ慣れしい態度に惑わされないようにしてください。
- しかし一方で、アイルランド人は他国から学び、新しいアイデアをビジネスに導入していく事に積極的で、先進他国の効率性や生産性に対しては敬意を持っています。(これについては認めたがりませんが!)
- もしあなたが雇用側である場合には、従業員に対して時間通りに到着するように主張するだけででは十分ではなく、その遅刻により企業や組織がどれほどの損害を受けるかを十分説明し理解させる必要があります。
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