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インドネシアでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<商談についてのヒントや注意点>

商談 4
  • 歯の間から意思を吸い”シー”と音を出すのは、ひとつの明確な”No”のサインです。インドネシアのビジネス文化においてこのサインは表面上の回答は肯定的なものであっても、重大な問題があることを意味します。
  • もし相手があなたの質問に対して慎重に回答を避けるような仕草が見られた場合には、これもまた”No”のサインのひとつです。
  • インドネシア人は質問の回答を知らないということを認めるのを嫌います。そのため、面子を保つために答えた回答が全く見当はずれであるということも時々あります。
  • 笑顔が喜びや合意を意味するとは限りません。笑顔は困惑、照れ、心配(ナーバス)、否定などのネガティブな感情や状況にも使われます。このため、緊迫した場面や憂鬱な笑顔が不適切と思われる場面でインドネシア人が笑顔を見せることがあります。
  • インドネシアにおいて女性のビジネスへの進出ならびに活躍はすでに十分にいきわたっていますので、女性の出張者や赴任者もビジネスをするうえで性別が障害にあることはほとんどありません。しかし、控えめでプロフェッショナルな服装や行動を心がけるようにしてください。インドネシアのビジネス文化において女性の過度な積極的もしくは支配的な行動は受け入れられません。
  • 女性は男性同様の権力や能力を持つと考えられていますが、社内での役割や影響力はしっかりと先方に伝えるようにしてください。


  • インドネシアの女性は他のイスラム圏の女性とは非常に異なった立場にあり、選挙権を持ちすべての市民権を有すると共に、多くの島々ではリーダーとなっています。更にはインドネシア人の女性はベールを被ったり隔離されたりすることはありません。
  • 女性は社交上のイベントで招待状を送る際には、夫(配偶者)との連名で送ることを忘れないでください。
  • 賄賂は”融通料”としてあらゆる場面で頻繁に行われています。
  • インドネシアのビジネスは階級社会で、決断はトップマネジメントにより行われます。そのため特に商談の最終局面ではトップマネジメントがその面談に出席していることを確認するようにしてください。
  • 商談は書類にサインするまで完了しませんが、インドネシア人(特に中国系)は占星術師に相談し、運気のよい日にちまでサインを遅らせることがあります。
  • インドネシアのビジネス文化において決断プロセスはとても慎重で時間がかかります。もしあなたが決断を急がせたり、プレッシャーを与えるような行動を取っても、決断は早くなりませんし相手との関係が悪化するのみです。控えめで思慮深い相手への接し方が、インドネシアサイドとの調和を維持するためのキーとなります。


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