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グローバル・ビズは海外でのビジネスの成功のための世界各国のビジネスマナーとビジネス文化を紹介しています。

タイACCESS

会話

  • 一般的なルールとして、オフィスにいる際には自由に仕事についての会話をしても問題ありませんが、オフィスを離れ同僚や招待者との食事の場では仕事の話はせずに他の話題を持ち出すようにしてください。
  • タイ人は一般的に個人的な経験の話や家族の話を好みます。そして、いつでも仕事について考えているわけではありません。
  • 君主制および国家の保安についての話題以外であれば、たいていの話題は問題ありません。
  • 海外で教育を受けたタイ人は彼らの経験について話すことを好み、またあなたのタイでの生活や訪問についての感想や経験を聞きたがります。
  • この際、タイ国に対する批判も個人への批判として受け取る傾向がありますので、ここでは肯定的な経験や意見のみを伝えるようにしてください。
  • タイ人が自国についての問題点を自ら持ち出してきて、バンコクがいかに汚染されているかや工場が汚いことを詫びてきたりしますが、それには合意するのではなく、簡単に「問題ありません、気にしないでください。」(It’s fine, don’t worry about it.)などと答えるようにしてください。
  • タイ人の所有しているものに対して過度に褒めすぎないようにしてください。そうすることでタイ人を困惑させたり、あなたにその対象のものを催促されており渡さなければいけないと感じさせてしまいます。
  • 「素敵なオフィスですね。」(you have a wonderful office)などと簡単に一般的なお世辞を言う程度に留めた方が無難です。
  • 直接的な質問は比較的一般的で、「失礼ですが、結婚されていますか?」(I’m sorry, are you married?)などと聞かれることがありますが、これはグループ内でのあなたの立場を理解しようとするための質問です。
  • もし、あなたがかなり年配に見えない限り、年齢もしばしば聞かれる質問です。答えたくない場合には遠まわしに「また、25歳に戻った気分だよ!」(I feel like I’m 25 again!)などと答えてください。
  • タイ人はしばしばあなたが前回の面談時より太ったなどのコメントをぶっきらぼうにもしてくる場合がありますが、これには気分を悪くせずに笑って、「最近のおいしいタイ料理のせいだよ。」(It's because of all the delicious Thai food I have been enjoying recently)などと答えてください。
  • 特に似たようなコメントを返す必要はありません。
  • タイ人の多くは英語を話すことが出来ますが、ネイティブスピーカーではないので現地の母国語(タイ語)でのコミュニケーションを心がけるようにしてください。