サウジアラビアSaudi Arabia
贈り物 1/2 ガイドライン
- 贈り物をする際は、親密な人間にのみ贈るようにしてください。
- サウジアラビア人にとってそれほど親しくない人間から贈り物を受け取ることは恥ずかしいことと受取られます。
- バケーションから戻る際に、職場の同僚や特に上司にお土産をもっていくことは失礼であると考えられますので控えるようにしてください。
- さらに、相手の持ち物などについての世辞を言ったり、うらやましがったりすると、相手に対してそれをプレゼントしなければいけないと思わせてしまいますので控えるようにしてください。
- 相手に贈り物をして問題ないと自信がある場合で、贈り物をすると決めた際には最高のものを選ぶようにしてください。
- 例えばカーペットでしたら、多くのサウジアラビア人は自分のためには機械製のものを買いますが、贈り物としては手製のものを選ぶようにしてください。
- しかし、金製の貴金属品とシルクの衣類は女々しいものとみなされますので、サウジアラビアの男性に贈るのは控えるようにしてください。
- プラチナは問題ありませんが白金と間違えられる可能性がありますので、銀製の方が問題ありません。
- また、これらは政府によって品質保証（純度検証極印付）されたものを選ぶようにし、単にメーカーの名前が入ったものを選ぶのは控えるようにしてください。
- 贈り物への敬意の表れとして、受取った側は贈り手やその他の人間の前でそれを開け、中身を見ることが一般的な仕草です。
- その際に、純度証明を探して見つからなかったり、カーペットを裏返して織物の雑さが目立ったり、デザインが全く見えないなどとならないように気をつけてください。
