ポルトガルportguese
商談 6/7 戦略と戦術
- ポルトガル人は敵対者とビジネスを行うよりは友人とビジネスを行いたいと考える傾向がありますが、だからと言って彼らは手ごわくない交渉相手と言うわけではありません。実際に彼らは手ごわいです。
- ミーティングや交渉中にポルトガル人の相手が言うことは最終的な結論ではないし、絶対と言うわけでもなく、本当であるかも分からないということを覚えておいてください。
- 真実はポルトガルのビジネス文化では非常に流動的なコンセプトです。
- 前の交渉で合意されたことについて、後に再度交渉する必要があることがあることを覚悟しておいてください。
- 交渉が本当に終わるのは最終的に契約書に際をしたのを確認した時です。しかし、その後も…
- 合意やコミットメントは書面で確認することを忘れないようにしてください。最低でもEメールでの確認はとるようにしてください。
振る舞い
- 面談の最初には握手を行います。
- 始めての面談の場合には名刺交換を行うようにします。
- これらの際に特にフォーマルな決まった仕草はあるわけではありませんので、丁寧であることにだけ心掛けてください。
- 面談の際にはコーヒーと水が出されます。
- 例え10回目の面談であったとしても、すぐに交渉内容の話題には入らないようにしてください。
- まずは、ビジネス一般やサッカー、天候、家族などの個人の事柄などについて、世間話をするようにして下さい。
- 交渉がランチの場で行われる場合には、食後にコーヒーが出されるのを待ってから、ビジネスの話をするようにしてください。
- この際、食事は相手を心理的、社交上から相手を品定めするための時間として使ってください。
- ポルトガル人からはあなたの質問すべてに対して明確な回答を得ることは困難であることに気付くかも知れません。
- 役に立つ情報ははぐらかしている言い方や、言いかけた言葉の中から探るようにしてください。
- 相手に対して攻撃的になることなく、ポイントを明確に説明することを要求することはできます。