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グローバル・ビズは海外でのビジネスの成功のための世界各国のビジネスマナーとビジネス文化を紹介しています。

フィリピンPhilippines

一般常識 1/2

  • 相手に出来るだけあわせることがフィリピンの文化では重要になります。したがって最初は肯定的なコメントのみをするようにするのが無難です。
  • 否定的な行動や言動については”顔に泥を塗る”結果となり、評判の低下だけでなく友好的な関係やその他のビジネスでの関係を台無しにしてしまうことになりかねません。
  • 実社会では様々な不公平が存在しますが、すべての人間が文明人として扱われるべきであるという基本的な考え方が存在します。
  • 特に、重要な人間になればなるほど、丁寧にそして謙虚に振舞うことが求められます。これは特に貧困層との接触の際に重要となります。
  • 例えば、物乞いが”Patawarin po”(Forgive me, sir=お許しください)と慈悲を求めている際に、鼻であしらうような行動派あなたの”面子”を汚す結果となります。
  • ビジネスでの訪問者は初回の自己紹介の際とこの後のミーティングでは握手であいさつすることとなります。また、その握手はがっちりとした握手が一般的です。
  • フィリピンでは男性と女性は公の場で体の接触は行わないこととなっています。したがって、男性は女性と握手であいさつするする際には、相手の方から手を差し出してくるのを待つようにしてください。
  • 海外からの女性のビジネスパーソンはあいさつの際にフィリピン人の男性・女性ともに握手を求めて問題ありません。
  • ごく親しい女性の友人同士ではハグとキスであいさつすることもあります。また、同様にごく親しい男性の友人同士では、町を歩く際に手を繋いだり、腕を組んで歩くこともあります。
  • フィリピン人はアイコンタクトをし眉毛を上下に動かしてあいさつすることもあります。
  • 誰かがあなたに向って眉毛を上げる仕草をした場合には、たいていの場合にはあなたのことを理解したという合図と受取って問題ありません。
  • フィリピンのビジネスマナーでは声を荒げることは控えなければなりません。低く、落ち着いたトーンで話すように心がけるようにしでください。
  • こうすることで交渉や会話は効果的に行うことが出来、さらに、相手に威厳と自信に満ちた印象を与えることが出来ます。