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話の聞き方

  • 会話を盛り上げるためのコツは、何といっても話の聞き方につきます。話し方を練習するより、聞き方を学ぶ方がよっぽど簡単で効果的なのは心理学でも認められています。
  • 日本人は初対面での会話が苦手といわれており、すぐに打ち解けられるのはほんのわずかな人に限られるでしょう。
  • 相手との会話を盛り上げたり、少なくともリラックスした状態で会話をすることにより、あなたへの好感度が上がるだけでなく、ポロッとビジネスのヒントや本音を漏らしやすくなるものです。
  • 会話の聞き方として重要なのが、その聞く姿勢です。
  • 相手の目を見て、真剣な姿勢で聞くようにします。腕を組みながら聴いたり、肘をついて聞くのはマナー違反です。相手が委縮してしまったり、不快に思い会話が盛り上がらなくなります。
  • また、会話を聞く際には頻繁にうなずいたり相づちを入れるようにします。
  • 人間は相手がうなずいたり相づちを入れてくれると、自分の話が理解され受け入れられていると感じ、饒舌になる傾向があると心理学の実験で確認されています。
  • 相づちもいつも同じでなく、違う言葉で相づちを入れたり、たまには相手の言ったことを繰り返して疑問形にし「ほう、30%の改善効果があるのですか?」などと聞くようにします。
  • 相手の話を疑問形にして聞く場合には、長い話は自分の言葉で要約して聞くなどして、正確に相手の話を理解しているかの確認にも利用します。
  • ずっと同じ相づちを繰り返したり、タイミングの悪い相づちは、相手に話を聞いていないとか興味がないと感じさせることになり逆効果ですので控えるようにします。