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叙勲・褒章のお祝いのマナー

  • 叙勲・褒章とは「勲章」を贈られることで、叙位・叙勲の受章は各省庁が都道府県や関連団体に推薦を求め、それを内閣府賞勲局と民間人10人で構成される「栄典に関する有識者会議」が審査し、さらに「叙勲等審査会議」で検討され、最終的には閣議で決定されるという道のりだけに受賞者の喜びも大きいのが普通です。
  • 知人や恩師が受賞したとの知らせを聞いたら、お祝いの品を持ってお祝いに訪問するのがマナーです。
  • この際持参するものとしては、花束や果物の盛り合わせ、お酒などの場が華やかになるものが一般的です。
  • 日本酒を贈る場合には2本を対にするのが縁起が良いとされています。
  • 4本は死を連想させるので不吉とされていますので、避けるようにするのがマナーです。
  • 少しでも早くお祝いを伝えるのが良いと考え、電話で「おめでとうございます」とお祝いを言いたいところですが、相手が目上の人間の場合にはかえって失礼になってしまいますので注意するようにしてください。
  • 叙勲・褒章を受けたこと祝う祝賀会に招待された場合には、祝金を持参するのがマナーです。ただし、祝賀会が会費制の場合には祝金は必要ありません。
  • 祝金の祝儀袋の表書きとしては「祝御授賞」や「御授賞御祝」と書くようにします。
  • 祝金のお返しとしては、記念品を内祝いとして祝賀会の帰りに渡すようにするとスマートです。
  • 褒章には紅綬、緑綬、藍綬、紺綬、黄綬、紫綬の6種類があります。
  • 勲章には菊花章、旭日章、宝冠章、瑞宝章、文化勲章などがあります。