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のし袋のマナー
- のし袋とは祝儀や不祝儀を入れるための袋で、この袋についてもマナーがあります。
- 祝儀袋の表書きは祝儀の場合は濃い墨で、不祝儀では薄い墨で書くのがマナーです。
- 不祝儀で薄い墨を使うのは「悲しみの涙で文字がかんでしまいました」との意味があります。現在は不祝儀用のペンなども売られていますので、それを利用するとよいでしょう。
- のし袋へ氏名を書く場所は水引の下で、表書きの「寿」や「御霊前」よりも一回り小さい文字で書くのがマナーです。
- 連名で送る場合には、目上の人の名前が右側に来るように並べて書きます。
- 部署全体で見舞金を送るときなどはすべての名前は書ききれないので、中央に代表者の名前を書き、左下に「他一同」と書くようにするのがマナーです。
- 水引にはのし袋に印刷されたものから、豪華なものまでいろいろ売られていますが、包む金額が小さいのにのし袋だけ豪華というのもみっともないので、包む金額に合わせて選ぶようにしましょう。
- 祝儀の場合には新札を入れるのがマナーですが、不祝儀の場合には逆にマナー違反になります。
- これはあらかじめ準備をしていたという印象を与えてしまうため、マナーに反すると考えられているためです。手元に新札しかない場合には2〜3回折ってからのし袋に入れるようにしましょう。