ヨルダン王国Jordan
一般常識 2/6
接触(男性間)
- 日本や欧米で慣れているよりも近い距離に立って会話などをする傾向があります。日本人にとっては、慣れている距離の約半分と考えて問題ありません。
- 腕や肩を組んだりパンパン叩くことは、相手への愛着や友情の表れです。
- また、これらの行動を先に起こす人間が、お互いの関係の中で支配的な立場にいる人間であることを表します。
- 手をバシンと叩く仕草は相手を元気付けたりする際に行います。「その調子だ!頑張れ!」=Way to go, right onなど
- この仕草はお互いに好意を持っていることを示唆し、また同等の立場であることを表します。
- 男性同士で手を繋ぐことは感情的な依存を表し、特に親しい人間との間(父と子や兄弟の間)で行われることがありますが、この場合には性的な意味はありません。
男性と女性
- どの程度の接触までが適切かは女性が示唆するようにします。
- 一般的には女性との会話の際の率直さや会話のスタイル、アイコンタクト、距離などから推し量るようにします。
- 一般的にたとえ夫婦であっても公共の場ではお互いに触れることはしません。しかし、一部の社交会では徐々に受け入れられ始めています。
その他
- ジョークを好む傾向があります。上手なジョークによって緊張感を和らげたり、議題を明確にしたり、単純に楽しくさせる効果があります。
- しかし、たった一つの適切でないジョークによってあなたの評判を台無しにすることもありますので、注意するようにしてください。
- ヨルダン人は一般的に場の雰囲気に敏感な傾向があります --- 怒りや失望、悲しみ、活力感、幸福、興奮などなど。
- ヨルダン人は一般的に感情の変化に対して理解を示し、必要に応じてはそれを慰めるための助力を惜しみません。この場合にはヨルダン文化における適切な方法に従って行われます。
- そのため、一度基本的な信頼関係を構築することができていれば、多少の感情を表に出すことは問題ありません。
- また、それらに対してのヨルダン人の反応は受け入れるようにしてください。