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グローバル・ビズは海外でのビジネスの成功のための世界各国のビジネスマナーとビジネス文化を紹介しています。

ヨルダン王国Jordan

接待 4/5 席順

  • ばらばらに座る場合には同性の隣か、配偶者の隣に座るようにしてください。
  • 席順の詳細については「一般常識」を参照ください。
 

食事

  • 下記の4つが伝統的なものからモダンなものまでの基本的なスタイルです。
  • 指を使って料理を食べる際には右手のみを使い、左手は決して料理に触れないようにします。また、「Sidr」と呼ばれる共通のトレイから料理を取る場合にも右手のみを使用します。
  • 少量の料理を取るためにパンを小さく引きちぎって、それと一緒に食べる場合、その際の料理は共通のお皿にもサーブされますし、個人個人のお皿に分けて出されることもあります。
  • 共通のお皿や個人ごとにサーブされた様々な料理をスプーンを使って食べる場合や米英式のテーブルマナーでナイフとフォークを使って食べる場合がありますので、食事の仕方については同席者に従うようにしてください。
  • 英米式のマナーで食事をしている場合を除いては、食事(料理)を他人に直接手で渡すことも珍しくはありません。
  • これは友情関係の証とも捉えられており、信頼関係の構築には重要になります。
  • 他人が手で触ったからという理由でその食事を断ることはその人間への侮辱として受取られ、その後の個人の関係とビジネスでの取引の両方を永久に台無しにしてしまいます。
  • 取り皿を使っている場合には、一般的にはホストが料理を各人に取り分けます。
  • ホストを務めることは名誉なことですので、ホストがあなたに色々尽くしてくれるということはそれだけ賞賛していることになります。
  • しかし、限度を超えての要求は控えるようにしてください。ホストが乱用されていると感じてしまうことになりかねません。
  • 食事を終える際にはお皿に少量の料理を残すようにしてください。
  • これによってホストが適切な量の食事を用意したとのサインになります。
  • お皿に多くの料理が残っている場合には自由にお代わりをしてかまいません。また、単にあなたの取り皿にある料理をキレイに食べれば、ホストが取り分けてくれます。
  • 取り分けられた料理は少量でもすべて口をつけるようにしてください。
  • もし好みでない料理があった場合には2〜3口食べて残しても問題ありません。