ヨルダン王国Jordan
商談 3/5
考え方 (続き)
- 多くのヨルダン人が新しいアイデアに対しての許容力や、それを生み出す力を誇りに思っています。
- また、多くのヨルダン人が彼らの伝統的な考え方も誇りに思っています。
- ヨルダン人の多くは外部から物事を学ぶことで、自身の生活をよりよくすることができると考えている傾向があります。
- 一方、現在ある西洋風の考え方がなくなれば、彼(女)らの生活がよりよくなると考えているヨルダン人も多くいます。
- 下記には伝統的な考え方をするヨルダン人との交渉において影響を与えるであろうビジネス上の暗黙の了解を紹介します:
・競合相手が取引を取られるくらいならそのビジネスに挑戦して損をした方がまだマシだ。
・このビジネスをするのは家族の大切さ/ステータス/富を証明するためだ。
・これほど多くの人間がこのビジネスをしているのだから、多くのお金を稼ぐチャンスがあるはずだ。もしくは、多くの人間がこの業界にいないのは稼ぐチャンスが少ないからだ。
交渉
- あいさつや自己紹介、席順などについては「一般常識」の記事に詳細がありますので参照してください。
- 始めての面談の際には、自己紹介と名刺の交換を行うようにしてください。
- また、その後のすべての面談においてあいさつは必要になります。
- これは信頼関係を築くために必要であり、ビジネスを進めるにあたって基礎となります。
- 役人や政治家、ビジネスなどにおいてはオフィスのドアを開け放しにしておくのが一般的です。
- その結果として、交渉や面談の際には別の目的の人間のいる場で行う必要があることが時々、もしくはそれ以上の頻度であります。
- 伝統的でありフォーマルでない内容であればあるほど、交渉は全体を通して話をされることがしばしばあります。
- フォーマルな場であればあるほど、自分の番を静かに待つようにする必要があります。
- 一般的に一度紹介された場合には、自由に交渉や議論に参加することが許されています。