イタリアItaly
接待 4/5
- 主賓の席はテーブルの真ん中の席となります。また、最も重要な人物は主賓のすぐ右の席に座るようにしてください。
- もし、夫婦(カップル)でホストを務める場合には、テーブルの片側の端の席にひとりが座り、反対側の端にもうひとりが座るようにしてください。
- ディナーパーティーなどではカップルが別々の席に知らない人間の隣に座るように席順をアレンジされることがありますが、これは新しい人間と知り合い、会話をするようにとのホストの気遣いからのことです。
- イタリアでのテーブルマナーでは北米(アメリカ)のそれとは異なり、ナイフとフォークを持ち替えません。両方が使われている場合では、ナイフが左手、フォークが右手となります。
- 食器(ナイフやフォーク)は何種類か準備されていることがあります。
- この場合、どれを使えばよいのか定かでない場合には、まず一番外側から使い、徐々に料理が進むにつれ内側のものを使うようにしてください。
- 料理をまわす場合には左側の人間に回してください。
- トイレに立つためにテーブルを離れたり、他の理由でテーブルを離れることはマナー違反と考えられていますので、出来る限り避けるようにしてください。
- イタリア料理には様々な料理があり、リゾットから麺、パスタ、ピザ、ニョッキ、スープ、シチューなどがあります。
- 広大な海岸線のおかげで、シーフードは国中どこでも不自由することがありません。
- また、野菜やフルーツのクオリティーもすばらしく、特に南部では顕著です。
- 料理に塩や胡椒、ケチャップを加える際には注意が必要です。そうすることでホストに対して、料理の味がしないか、適切ではないとの印象を与えることとなります。
- レタスを食べる際には切るのではなく、フォークで刺して食べられるようにナイフとフォークで丸めて食べるのがイタリアでのテーブルマナーとなっています。
- パスタを食べる際には(日本でするように)スプーンで補助しながら、フォークでパスタをくるくる巻くのは控えるようにしてください。イタリアのテーブルマナーではお皿かボウルの縁を上手く使ってまくようにします。スプーンを使ってパスタを巻くのは子供の仕草と考えられています。
- フォークに巻いたパスタは一口で口に入れるようにしてください。麺類のようにすすって食べることは貧しいマナーと見なされます。
- グレイビー(肉汁ソース)や他のソースがある場合には、パンをそれにつけて食べることは出来ますが、お皿を拭いて食べるほどまではしないようにしてください。