ドイツGermany
呼び方 1/2
- ドイツではビジネスの場面では姓で呼び合います。家族間や友人、またはごく親しい同僚の間でのみ名前で呼ばれます。
- ドイツでは数年一緒に働いている同僚同士でも姓で呼び合い、フォーマルな関係を維持していることは珍しくありません。そのため、社会上のタイトル(先生、教授、部長、社長)などで呼ぶことも多々あります。
- ”Sie”と”Du”の2種類の”you”の意味の言葉ですが、”Sie”のほうがお互いの身体的また精神的な距離を置くための言葉となります。
- また、よりくだけた”dozen”を目上の人間から使うように言われた場合には、階級意識の強い外国から来た人間は戸惑ってしまうかもしれませんが、失礼でも顔をつぶすこともありませんので使うようにしても問題はありません。
- 一般的には特別に”Du”を使うように指示されない以外には、”Sie”を使うようにすればまず問題ありません。(学生や若い人間の間では最初から”Dozen”を使うのが一般的ではあります。)
- ドイツ内のアメリカ企業の中では英語を共通語として使用し、お互いを名前で呼ぶ文化が一般的です。
- こうした背景から、英語で話している間は目上の相手を名前で呼んでも違和感はありませんが、ドイツ語に会話が切り替わった場合には、名前もしくはタイトルで呼ぶように注意が必要です。
- こういった場合には少なからず違和感が残りますので、”Sie”を上手く用いて親しみを込めた呼び方とバランスをとるようにします。そして、”Du”と呼ぶように言われた際にそうするようにします。
- なんと呼んでいいか分からないときにはドイツ人にどう呼ぶのが適切なのか尋ねるようして問題ありません。
- これは現在ドイツ国内でも珍しい事ではなく、特に若いIT関連企業では役員を含めて会社の方針として”Duen”を使うように決まっている場合もあります。