フランス France
一般常識
あなたがフランス語を話している際にそれを訂正されたりする場合は、一般的には相手があなたがより効果的にフランス語を使えるように発音や文法を訂正しているので、感謝するようにしてください。
フランスの簡単なフレーズを覚え、可能な限りあらゆる場面で使うように努力してください。あなたの努力は相手に認められ、あなたのことを覚えてもらうのにも役に立ちます。また、もし相手がフランス語で返事をしてきても、あなたが困った様子であればすぐに英語に切り替えてきます。
あなたがフランス語を話さない場合には、'Excusez-moi, s'il vous plait, de vous deranger, mais je ne parle pas francais' (ご迷惑をおかけしますが、私はフランス語を話しません。)と相手に伝えるようにすれば、様々な補助を得ることが出来るはずです。
男性は上司が部屋に入ってきた際には、立ち上がるかもしくは少なくともそういった仕草を見せるようにしてください。
姿勢のよさはこの国では教育を受けていることを示します。
一般の挨拶の際は握手を行います。しかし、同僚の間では(異性間でも)相手の頬にキスをするのも良く行われる挨拶です。しかし、これは外部の人間には当てはまりませんので、女性の同僚がそうするまではあなたからはそうしないようにしてください。
フォーマルさを大切にするフランスのビジネス文化ですが、会話の際はお互いに比較的近くに立つ傾向にあり、その際に相手の肩に触れたり腕をかるく叩いたりするのは一般的な行動です。
アイコンタクトを維持するのは重要なことですが、あまり相手をジーっと見過ぎないようにしてください。
公の場でガムをかむことは下品なことだとみなされますので注意してください。
公の場ではポケットに手を入れたままにしないようにしてください。
手のひらをグーで叩く仕草は攻撃的な仕草として受け取られます。
指を鳴らすのもまた攻撃的な仕草です。
笑顔は特に何かの仕草としては受け取られません。そのため、挨拶としても受け取られませんし、何かの合意の意思表示とも受け取られません。相手もそれを意図していませんので注意が必要です。
注意を引く必要がある際には、手のひら全体でジェスチャーするようにしてください。人差し指のみでの合図では見落とされます。
飲食店で会計(チェック)を頼む際には、空中で何か”書く”仕草をしてください。
親指と人差し指で丸を作るOKサインはフランスでは『ゼロ』もしくは「使い物にならない」を意味します。フランスでのOKサインはグーに親指を立てる日本で言うところの”グー”(Good)サインです。