ブラジルBrazil
アポイントメント
- ブラジル人はビジネスを個人の繋がりによってのみ展開をする傾向にあります。
- また、そのビジネス関係は長期に渡って継続されるという明確な前提が必要となります。
- ブラジルに実際に人間を派遣する前に、現地での調整役のブラジル人を雇うことをお勧めします。この人間(ポルトガル語でdespachante)は様々な国際機関にて紹介されていますので比較的簡単に見つけることが出来ます。
- このdespachanteは困難な書類の処理を行う人間で、面談のアポイントをとったりする人間ではありません。必要であればアポイントなど面談の調整をする人間は、別途雇う必要があります。
- また、見本市などのトレードショーでブラジルのビジネス環境を感じるのもひとつの手です。
- どんなアポイントでも少なくとも2週間前にはするようにしてください。突然訪れて面談を求めることはブラジルでのビジネスマナーでは許されることではありません。これは相手があなたよりもランクの高い管理職の場合は尚のことです。
- 一般的にアポイントに好まれる時間は、10-12時および15-17時です。
- 面談の間隔は2〜3時間見ておくようにしてください。あなたの元に相手が次々に面談に訪れる場合以外には、これくらいの間隔を見ておいたほうが安全です。
- 四旬節(Lent)の初日の灰の水曜日(Ash Wednesday)に先立つカーニバルの近辺ではアポイントメントを避けるようにしてください。
- おおやけの就業時間は8:30〜17:30ですが、経営層の人間は遅い時間より働き出し、夜遅くまで仕事を続ける傾向にあります。
- 時間のルーズさはブラジルのビジネス文化の特徴のひとつです。相手を待つ時間も、ここブラジルでは仕事の一部であると受け入れる必要があります。
- また、主要都市での交通状態は慢性的で多くの遅刻の原因となっています。
- しかしながら訪れる立場としてはそれでも時間厳守を守るべきですので、別の仕事か何かの気晴らしを一緒に持って行き、待っている間の時間つぶしに当ててください。
- レストランでのミーティングやビジネスでの食事会には時間通りに到着するようにしてください。ブラジルのビジネスマナーではこれらの場合には時間厳守となっています。