エンゲージリングの歴史power stone
現代では一般的になっているエンゲージリングの風習ですが、
エンゲージリング(婚約指輪)の起源は、紀元前1世紀頃の古代ローマ時代にまで遡るといわれています。
この頃のエンゲージリングは、男女の婚約が認められた証として、また、生命と永遠の象徴として、鉄の指輪を贈っていたそうです。
鉄は強さを表し、リングは永遠を象徴したと言われています。
860年に教皇ニコラスI世が「婚約には婚約指輪が必要」という命令を出した事で、女性に高価な指輪を贈る伝統が始まることになります。
その後、2世紀に入ると貴族階級を中心にゴールドが使われはじめ、次第に宝石のついたリングヘと変化してゆきます。
14世紀のルネサンス時代には、2つの指輪が重なり合って1つになる凝った細工を施した「ギメル・リング」が登場します。
これは、永遠に離れない二人の象徴とされ、大ブームとなりました。