誕生石とパワーストーンpower stone
パワーストーンには各月ごとに相性のよいものがあり、これを誕生石と呼びます。
自分の誕生月のパワーストーンを身につけることにより、そのエネルギーを更に高いレベルで自分のものに出来るのです。
また、贈り物として誕生石をプレゼントするのもオススメです。
それ以外にも、毎月、その月のパワーストーンを身に付けることで、効果的な活用をすることができるようになります。
目的や状況に合わせて石を選ぶのも1つの楽しみといえるでしょう。
誕生石の起源についてはさまざまな説が古くからありますが、有名な話を少しまとめてみました。
まず、古いものではバビロニア帝国で用いられていた12星座と星座石が今に伝わり、誕生石になったという説があります。
また、かつてユダヤ教の高僧が胸につけていたプレートには12種類の宝石がぬいつけられていたと、旧約聖書の「出エジプト記」に残っており、これが時代と共に少しずつ代わり、誕生石になったという説もあります。
新約聖書の「ヨハネ黙示録」にあるエルサレム城壁の土台に飾られた12種類の宝石が誕生石として伝わったという説もあります。
このように、誕生石の起源については諸説あるのですが、誕生石を身につける習慣は、ユダヤ人によって広められたといわれます。
ユダヤ人は様々な理由で古くから迫害を受けてきましたが、14世紀にポーランドが国を統一した際に、ボロボロになった国家の財政を立て直すために商売に長けたユダヤ人を重用しました。
そうして、各国で迫害されてきたユダヤ人はこの地に根づき、18世紀に入って誕生石の風習を広めていったたといわれています。
迫害により、なかなか定住することが出来なかったユダヤ人にとって、小さくて携帯に優れ、資産価値の高い宝石は格好の商売の品でした。
その後、ポーランドが戦争や内戦によって再び分割されると行き場を失ったユダヤ人たちはアメリカに渡り、そこでまた誕生石を広めました。
1912年には、アメリカの米国宝石商組合によって正式に「誕生石」が制定され、その後、1952年に改定されて現在のものとなりました。
1937年にはイギリス、1958年には日本でも独自の誕生石が制定されています。
これらの誕生石は各国の人々の好みや、その国での入手性など、各国の宝石商たちの販売戦略を加味して少しずつ異なります。
現在では世界中の国に習慣としてなじみ深い誕生石ですが、元々はユダヤ人によって広められたものなのです。
下記に各月のパワーストーンをまとめましたので、どうぞ、ご参考にしてください。