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イギリスでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<贈り物についてのヒントや注意点>
- イギリスのビジネス文化において贈り物をするという風習は一般的ではありません。そのため、当然イギリスの仕事相手や同僚は贈り物を受け取るということに対して多少なりとも同様すると思われます。
- 例外としては、ビジネスが一段落着いた際に、その記念として何か特別なものを贈るといった場合に限られます。その際の贈り物としては金、銀、磁器などに題字が付けられたものが適切です。
- また、受け取り手が困らないように、贈り物は適度なもので趣があり高価すぎないものを選択するようにしてください。選び方としては受け取り手が屋根裏部屋にすぐに収納されてしまわず、リビングや書斎に飾ってもらえるようなものを選択するようにしてください。
- ペンや本に刻印した贈り物も感謝の意を表すのに適した贈り物です。また、花やワイン、シャンペンも目下の同僚に感謝の意を表す贈り物として適しております。また、他の選択肢としては食事や劇場に招待するのも喜ばれる贈り物です。
- 仕事終わりの打ち上げの席を設けることも喜ばれます。(これは誰かの誕生日を祝う際にも行われます。)
- ビジネスでの贈り物はクリスマスにおいて交換されることはありません。しかし仕事上の付き合いのある人間にクリスマスカードを送り、日ごろの感謝の意を伝えると共にコンタクトを続けることは問題ありません。
- また、イギリスの郵便システムは鉄道と同時期に出来上がっていますので、十分前もって投函するように注意してください。
- 滅多にないとは思いますがあなたが贈り物を受け取った際には、等価のお返しを忘れないようにしてください。不意に贈り物をされるような場面で何もお返しを用意していなくても、レストランに招待するか時間がなければ酒屋で最もよいシャンペンを購入すれば問題ありません。
- イギリス人の家に招待されたときには、ワイン、花、チョコレートなどを持参するのが一般的なマナーです。
- 主があなたの持参したワインをその日に開けずにワインセラーに加えても、あなたのワインを喜んでいない(もしくは別の日にあなたの持ってきたヴィンテージ物を自分だけで楽しみたい)という意味ではありませんので不快には思わないようにしてください。これは単にすでにその日の食事に適した白ワインを冷やし、赤ワインを開けているという場合がほとんどです。
- しかし、シャンペンは避ける必要はありません。すぐに冷蔵庫に入れられ、食後の乾杯に使うことが出来ます。
- 一方でスピリッツは個人の趣味によるところが多いのでプレゼントとしては避けたほうが良いでしょう。あなたのお気に入りのバーボンがキャビネットで数年開けられることなく飾られるだけになることがしばしば起り得ます。
- 赤いバラ、白いユリ、菊は贈り物としては持っていかないようにしてください。
- もしあなたが他人の家族と共に滞在する場合には、何か自国の象徴のようなものをお土産として持っていくことをお勧めします。ホストファミリーは彼らの家にあなたを迎え入れますので、あなたの国や地方を簡単に説明した本や象徴するようなものを持参すれば、あなたの国にへの理解を深めてもらうきっかけになります。
- 家に招待された際には、どんな場合でも手書きのお礼のカードを送るようにしてください。たとえ簡単なドリンクパーティーでも、相手のもてなしに感謝の意を表すカードを送るようにしてください。
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