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ブラジルでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<商談についてのヒントや注意点>
交渉の前に知っておくこと
- ブラジルでの公用語はポルトガル語です。ブラジル人は自身をヒスパニック(スペイン語圏)と考えていませんので、突然スペイン語で声をかけると嫌悪感を表します。
- しかし、あなたがスペイン語が得意である場合には、スペイン語での会話を申込めばたいていの場合快く了承されます。
- ブラジルのビジネス文化においては英語は広く使われています。
- 女性の訪問者の方でも、相手の男性のビジネスマンとの交渉に障害となることはほとんどありません。
- 交渉成立までには数回足を運ばなければならないだろうことは覚悟しておいてください。
- 交渉団を変更するとそれまでの契約を台無しにするだけでなく、ブラジルにおいては重大なビジネスマナー違反となります。これは、ブラジルのビジネス文化においてはビジネスよりも人としての繋がりや関係を重要視する傾向にあるからです。
- 十分な関係を構築する前に、単刀直入にビジネスの話を持ち出すことは避けるようにしてください。このような行為は傲慢であると受け取られます。
- 名刺を十分に持参するようにしてください。ブラジル人は日本同様に名刺の交換が頻繁に行われます。
- プレゼン用資料、名刺、プロモーション製品などはポルトガル語と英語の両方で準備するように心掛けてください。
- ブラジルのさまざまな場所で24時以内に英語の名刺をポルトガル語に翻訳し印刷してくれるサービスを見つけることが出来ます。
- オフィスのドアをノックした後は、ドアを開けることはせずにドアの前に立って待つようにするのがブラジルのビジネスマナーですので従うようにしてください。ただし、これに関しては多くのオフィスがよりカジュアルになってきています。
- サンパウロを除いては、ブラジルのビジネスのペースは非常にゆったりとしたものでカジュアルな雰囲気の中で行われています。ただし、最初の面会の際にはフォーマルな雰囲気が必要になります。
- ブラジルのビジネス文化においては、商談に入る前に世間話をし関係を構築することがとても重要となります。単刀直入に商談に入ると嫌悪感を生じさせます。
- こと商談の席においては様々な話題について言及することが可能です。しかしながら、ブラジル人の傾向としては、プライベートについてはあまり話したがりません。
- 重役であっても個室を持っていないことが一般的ですので、商談や会話の際に様々な中断が入る可能性があります。
- ブラジル人は一般的にとても分析的で理論的な傾向にあります。そのため、一般的なルールや法律から方向性を見出すより、より具体的な事例についての見当を好みます。
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