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ブラジルでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<相手の名前の呼び方についてのヒントや注意点>
- ブラジルでは早い段階でお互いを名前(ファーストネーム)で呼ぶようになりますが、相手からそうするように言われるまではしないようにしたほうが無難です。
- ブラジルではお互いを名前で呼び合うことは親密さの象徴としては受け取られません。ただ、ブラジルでは他の国ほど姓で呼び合うことがありません。
- ブラジル人の連絡相手はその人の肩書きで呼ぶようにしてください。Dr.(ドクター)はよく使われる肩書きで、例え実際に資格を持っていなくても敬意の現われとしてドクターと呼ぶことがしばしばあります。
- 読み方などが難しい名前の場合には発音の仕方を尋ねることは失礼ではありませんし、恥ともみなされません。決して推測で呼ばないようにしてください。
- 職業上の役職である「ドクター」や「教授」(Professor)は仕事上の知り合いのみに使うようにしてください。
- 職業上の肩書きのない人を呼ぶ際には男性なら「Senhor」(セニョール=Mr.)、女性なら「Senhora」(セニョーラ=Mrs.)を姓の前につけて呼ぶようにしてください。
- ブラジル人は時として肩書き+名前で自己紹介することがあります。(例:Doctor George)これはブラジル人の中には姓で呼ばれることを嫌がる人間もいるということのひとつの証拠です。
- 先述のとおり、ドクターやセニョールなどの肩書きは名前のほうに付けて呼ぶことも可能です。また、ブラジル人の取引相手が、いつも皆に名前で呼ばれているのを聞くことも多々あると思われます。
- 例えば、Carlos da Silva弁護士は部下などには「Dr. Carlos」、同位以上の人間には「Carlos」といった具合です。
- ブラジル人は名刺を交換する際に呼んで欲しい名前の下にアンダーラインを引き、呼んでほしくない肩書きを線で消すこともあります。
- 従って、Carlosの下に線を引きDr.を線で消した、Dr. Carlos da Silva氏の名刺を渡された場合は、「Carlos」と呼んでくださいを意味いたします。
- 一般的にブラジル人は姓を2つ持っており、母方の姓を父方の姓の前に書きますが、姓で呼ぶ際には父方の姓を使います。
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