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オーストリアでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<アポイントメントについてのヒントや注意点>

アポイントメント
  • オーストリア人は1週間どころか1ヶ月も前からスケジュールを立てますので、そのスケジュールに合わせて日程調整をするように心掛けてください。
  • もし、どうしても日程を再調整しなければならない場合には、その変更が分かり次第即座に連絡し再調整を行うようにしてください。
  • 一方で、電話での打合せは驚くほど突然に設定されることが少なくありません。
  • オーストリア人は時間に対しては非常に几帳面であり、他人に対しても同様の対応を求める傾向があります。
  • そのため、面談や約束に対しては時間通りに到着することが欠かせません。(特にウィーンやザルツブルクでのオペラや品位の高いコンサートには絶対遅れることのないように注意してください。)
  • オーストリア人は時間の管理が出来る人間は、ビジネスにおいても几帳面に細かなところまで気配りの出来る人間であるとの判断をします。
  • オーストリアの交通システムはとても効率的であり信用度が高いものとなっています。これはたとえ高山地方での冬でも滅多に遅れたり止まったりすることはありませんので、遅刻の言い訳としては使うことは出来ないと覚悟しておいてください。


  • 就業時間は月〜木曜日の8:00〜17:00で、昼休みは30分程度と短くなっています。また、金曜日は多くの企業で15:00頃に早く閉まります。
  • ウィーンでは始業・就業ともにこれより1時間遅く、9:00〜18:00が一般的になっています。
  • また、管理職の人間は多少遅くに事務所に現れ、かなり遅くまで事務所に残っている傾向があります。
  • しかし、遅くまで仕事をすることは一般的には非効率的と判断され、会社への貢献や忠誠心の表れとしては評価されません。
  • 面談に適した時間は10:00〜13:00、15:00〜17:00となります。
  • オーストリアへの訪問・面談の際には8月とクリスマスシーズンは避けるようにしてください。この時期には多くのオーストリア人が長期の旅行を計画しています。
  • また、同様に12-4月の間には質の良い雪が多く、熱心なスキーヤーなどはアルプスに向います。
  • オーストリアはカトリック教徒の国であり、キリスト教の祝日が休みとなります。
  • 10月26日は国家の日であり、1955年の国家条約を記念した祝日となっています。


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